【女川町】東日本大震災遺構として、震災当時のまま保存された《旧女川交番》を観覧しました。
旧女川交番は、鉄筋コンクリート造2階建てで、東日本大震災における津波の引き波により、基礎部分の杭が引き抜かれ横倒しになったと考えられています。
震災の記憶と教訓、復興の歩みを後世へと引き継ぐとともに、未来に生きる人々が同じ悲しみを味わうことの無いように願い、震災遺構として保存されることになりました。
鉄筋コンクリート造の建物が津波で転倒したのは、日本では初めての事で、世界的に見ても珍しいそうです。
震災当時の姿そのままの旧女川交番を囲うように、通路があります。
基礎部分の杭が、大津波の規模の大きさを表しています。
壁には、震災前の町の様子や被災状況、町づくりの過程などが記されたパネルが展示されています。
緑が生い茂っているのが印象的でした。
《旧女川交番》は、女川駅から海へ向かって徒歩4分の場所に位置しています。車でお越しの場合は、女川駅前エリアの無料駐車場をご利用ください。
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