【東松島市】採れたてのハチミツに感動!《石巻ニホンミツバチの会》の「採蜜見学・体験」へ行ってきました♪二ホンミツバチの生態に迫る!
2021年9月4日(土)に東松島市大塩にある赤坂農園で行われた《石巻二ホンミツバチの会》による「採蜜見学・体験」へ参加してきました。
ー《石巻二ホンミツバチの会》とは?ー
《石巻二ホンミツバチの会》は、2019年に設立された任意団体です。養蜂を普及し、ミツバチの生態に触れ、自然と共生する豊かな社会を目指しています。
- 「養蜂」の普及や交流を目的としたワークショップの開催
- 「蜜源植物」を増やしていくための種まき・育苗・植樹
- 「蜂蜜や蜜蝋の活用」に向けた調査・検討→販売
- 未利用地の活用・交流の場作り
等、「地域活性化」につながる活動をされています。
大きな池がありました。とても広い農園です。
こちらはコットンが栽培されています。赤坂農園は「東北コットンプロジェクト」にも参加されています。
>>「東北コットンプロジェクト」公式HPはこちらから
「採蜜見学・体験」まずは巣箱の切出し作業の説明
実際に外に設置されている巣箱で作業をする前に、屋内で巣箱の仕組みや、採蜜の際の巣箱の切り出し作業について説明を受けました。※空の箱です。
こちらは3段の巣箱です。間はガムテープでしっかり固定・密閉されています。一番下に巣門という二ホンミツバチが出入りできる場所があります。右側に吊るされた丸いものは、二ホンミツバチを誘引するためのルアーだそうです。
切り出す前に上からトントンと叩き、ハチを下へ逃がすことが必要です。ガムテープで固定してある部分をスクレーパーやマイナスドライバーで隙間を作り、細いワイヤーに持ち手を付けたもの等で一箱ずつ切り出します。
外へ行き、実際の「巣箱」で切り出し作業を見学
この日の天気は雨。池に落ちる雨の音を聞きながら、実際の巣箱を切り出す作業を見学しました。
長袖・長ズボン、手袋に、頭には網をかぶり、完全防備で作業に当たります。
この1段の巣箱で、3ℓ~4ℓのハチミツが採れるそうです。
蜜がいっぱい入っていますね!感動の瞬間でした♪
巣箱の中が見えるようになっていました。
ー二ホンミツバチとは?ー
二ホンミツバチは、日本に古来から生息している在来種のハチです。北海道を除く日本全国に野生群が生息しています。里山の木々、草花、野菜等の受粉に重要な役割をしていて、性格は温厚で人を刺す事はあまりないそうです。二ホンミツバチのハチミツはビタミン、ミネラルが豊富です。
わくわくの「採蜜作業」を体験!
切り出した巣箱から巣を採取します。
パン切りナイフを使い、切り出します。
ハチミツのいい香りがします~♪
巣を切り出した後は、「垂れ蜜採り・ろ過作業」。鍋、水切りボウルやザル、ろ過材(ガーゼ・オーガンジー等)を使用してろ過装置を作り、そこに切り出した巣を入れます。1日、2日でろ過されるそうです。
ろ過するための装置は、100円ショップやホームセンター等で販売されているものが使用できると説明がありました。日用品を活用できるのは、とてもいいですね。
切り出した蜜蝋と蜜の試食もさせていただきました。
フレッシュな香り、甘さに感動!とても貴重な体験でした。
ハチミツを使ったスポーツドリンク風の「はちみつドリンク」も試飲させていただきました。さわやかでとても美味しかったです。
ハチミツの量り売りもしていて、ビンを持参し、購入することができました。ハーブウォーターブレンドワークショップも体験することができ、学びの深い一日になりました。
2021年11月には、「巣箱作りワークショップ」の開催も予定しているそうです。最新情報は《石巻二ホンミツバチの会》の公式HPをご覧ください。
>>《石巻二ホンミツバチの会》の公式HPはこちらから
趣味の養蜂を楽しむ方が増えていて「週末養蜂」という言葉もあるそうです。半径2km内に蜜源植物があることが大事であったり、住宅地は注意が必要ですが、それぞれの養蜂を楽しんでいる方が沢山いることを知り、パワーを頂きました。貴重な機会をありがとうございます。
《石巻二ホンミツバチの会》のハチミツはHarappaでも購入することが出来ます。
ハチミツ、ぜひご賞味ください♪
《石巻二ホンミツバチの会》事務局長の芳賀様
取材させていただきありがとうございました!
《赤坂農園》の地図はこちら↓