【石巻市】リボーンアート・フェスティバルのアートを観に行ってきました!その②「桃浦エリア・荻浜エリア」編
「リボーンアート・フェスティバル」とは?
リボーンアート・フェスティバルは、宮城県石巻市を主な舞台とした「アート」「音楽」「食」の総合芸術祭です。「Reborn-Art=人が生きる術」をキーワードに掲げ、2017年に始まりました。3回目となる今回は「地域の内側からの復興と新たな循環を生み出す」という目的の集大成を目指し、2021年夏と2022年春の2期に分けて開催されるそうです。
開催概要に関しては、以下の記事をご覧ください。↓
【石巻市】リボーンアート・フェスティバルのアートを観に行ってきました!その①「石巻市街地エリア(旧サウナ石巻・旧つるの湯)」編
桃浦エリア「旧荻浜小学校」編
桃浦エリアの、「旧荻浜小学校」へ行ってきました!
旧荻浜小学校の校庭に、透明な雲のようなバルーンのアートがありました。本来は空中に浮いているアートだそうです。夕方に近い時間に着いたので、片付けている場面を観ることができました。こちらは、篠田太郎さんの作品。タイトルは「幼年期の終わりに」。天候によっては観ることができない場合もあるそうです。
校舎に入り、一階の職員室だった場所に、写真家・夏井瞬さんの作品が展示されていました。
美しい海の波の写真がプリントされた布が、揺れていました。とても美しかったです。
タイトルは「呼吸する波」。黒板に展示の説明が書かれていました。
2階、3階は、映像作品の展示がありました。ぜひ、行ってみて下さい。
屋上に上ると、太陽と海が綺麗に見えました。
校庭に展示された、篠田太郎さんの作品に、ちょうどブルーシートがかけられる場面を観ることができました。
沢山の方によって、リボーンアート・フェスティバルが開催されていることを実感しました。
体育館でもアートを体感することができます。
タイトルは「forgive supported by 木下グループ」
「forgive」という楽曲をモチーフにしたアートディレクター・森本千絵氏、ビジュアルデザインスタジオ・WOW、音楽家・小林武史氏によるインスタレーション作品です。
扉を開くと、薄暗く、布で仕切られた道を進みます。上からは漁で使う網のようなものが垂れ下がっていました。
進んだ先で、足元に波のような光が現れます。
光の先へ進むと、広い場所にでました。丸い穴から顔を出してみました。
とても不思議な空間が広がっていました。音楽に合わせて、布に光や波のような映像が流動的に映し出されていました。
旧荻浜小学校・倉庫ではアーティスト・サエボーグさんのアートも観ることができます。
旧荻浜小学校を後にし、駐車場へ歩く途中で不思議な青いアート作品を観ることが出来ました。
こちらは久住有生さんの「泡」という作品。
久住有生さんは、伝統的な左官技術とオリジナリティ溢れるアイディアを組み合わせ、国内外で活躍する左官職人だそうです。
近くで見るために階段を上ると、周りに重なった小さな「泡」が点在していました。
荻浜エリア「ホワイトシェルピーチ」編
荻浜エリアに移動し、駐車場から海を見ながら歩いて10分。「ホワイトシェルピーチ」へ行きました。
布施琳太郎さんのアート作品「あなたと同じ形をしていたかった 海を抱きしめて」は、第二次世界大戦中に荻浜で作られた人口の洞窟の中に、展開されています。
階段を上ると、洞窟の奥に作品が展開されていました。
バルーンに絵が描かれています。暗いはずの洞窟の奥に、パッと目を引く色の球体に心が奪われます。
こちらは名和晃平さんの「White Deer(Oshika)」
牡鹿半島・荻浜に立つその姿は、遠くの空を見上げ、旅の原点である瀬戸内海・犬島の方を向いているそうです。沢山の方が、ここで記念写真を撮っていました。
荻浜エリアは、他にもアート作品を観ることができます。
《リボーンアート・フェスティバル2021-22》夏会期は2021年8月11日(水)~9月26日(日)。ぜひ「リボーンアート・フェスティバル」周ってみて下さい♪
>>《リボーンアート・フェスティバル》公式HPはこちらから
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